- 「E.T」は最近の私の大気に入り映画。観ているあいだ中、ニコニコしたり涙こぼしたり、こんな嬉しい映画にあえてほんとによかったと思った。 主人公の男の子と宇宙人のE.Tが自転車で走る場面があって走っているうちにフワーッと空を飛んじゃうのだ。2回めに飛ぶときは男の子たち何人も、つまり何台もの自転車がビュービューと空を駆け、追っ手の大人たちがとてもイイキミ。 で、そのE.T.が乗る自転車ですけど、日本製なのです。大阪の桑原商会というメーカーが作った。映画のおかげでアメリカ(6月に封切り)でどんどん売れてるし、日本でもこれから大売れになると思います。
- BMXバイシクル・モトクロス。ごつい自転車で凸凹のコースを走ってレースをしたりという自転車スポーツ、およびそれ用に自転車をBMXと呼ぶらしい。[E.T.」の自転車もこれ。タイヤが太くて武骨な感じですが、泥よけなど余計なモノがついてないので重さは11キログラムくらい。普通の自転車より軽い。もちろん変速ギヤなんかもついてません。
- 桑原さんはこのBMXの世界で1、2というメーカーで、99.9%まで輸出だそうです。従って、BMXが盛んなアメリカでよく売れ、知られている。
- 今回の映画に出たタイプは「E.T.オリジナル」(59800円)「E.T.レプリカ(39800円)という名前で国内でも発売されることになった。ツバメ自転車の販売店その他に出るらしいです。
- けど、それはそれとして、自転車モトクロスが爆発的ブームになるんじゃないか、なればいいな、と思います。ベルや荷台やチャカチャカといっぱい付属品をつけたナヨナヨ自転車、およびそれに乗る青少年なんて(大人の女だって)ちっともカッコよくないんですもの。空は翔ばないまでも、ビュンビュン乱暴にダイナミックに、自転車は乗りたい(フリー・ライター)